野球の醍醐味といえば、やっぱりホームラン! 投手戦やスミイチの息詰まる攻防戦も見応えがあるものの、芸術的なアーチや会心のバット投げ、一発で試合をひっくり返す爽快感はホームランならでは。ところが、2011年から"飛ばないボール"こと統一球の導入によりホームランの数が激減、「野球がつまらなくなった」なんて声も...。
そんな野球ファンのボヤキが天に届いたのか、今シーズンから急にポンポンとホームランが生まれるように! ...しかし中村ノリ選手や井口選手など、打った本人が「なんであれが入るんだ?」と首を傾げる始末。そんな、現場もファンもこぞって首をひねる状況にもかかわらず、日本野球機構(NPB)は「統一球の仕様は変更していない」の一点張りだった。