Quantcast
Channel: AOLニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 796

ジョイナス中日の低迷は必然 選手達には今も落合の影

$
0
0
高木守道監督はファンのヤジにブチ切れ、チームの要である井端と口論するという内紛が起き、チームは崩壊寸前だ。常勝軍団だったはずの中日が、なぜ、このような惨状になってしまったのか?

2004年、落合博満が監督に就任すると、8年間で優勝4回、日本一1回という素晴らしい成績を収めた。それまで中日は67年間で5回しか優勝していなかったことからしても、名将中の名将と言える。
落合は現役時代から群れることを嫌い、「正しいものは正しい。間違っているものは間違っている」と常に正論を言い続け、そのぶん嫌われることも多かった。だが、三冠王3回という実績は、誰がなんと言おうとも、抗えない。落合は実力で、あらゆる雑音を封じてきたのだ。


それは監督になってからも同じだった。「マスコミに何もしゃべらない」「ファンサービスをしない」などといくら批判されても、「最大のファンサービスは勝つこと」という信念を貫き、結果を残し続けた。「優勝」という目的から全てを逆算し、そのために余計なことを話さなかったのである。
落合は「能書き垂れるな。俺の成績を超えたら、おまえらの能書きナンボでも聞いてやる」と選手にいい、猛練習を課した。その成果が、優勝4回という形になって現れたのだ。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 796

Trending Articles