木内一裕氏の同名小説を映画化した三池崇史監督が、「観たことがない映画になったと思います(笑)」と自負するサスペンス・アクション『藁の楯 わらのたて』。その真意を聞いた。
10億円という巨額の懸賞金のために全国民1億2,000万人が狙う凶悪犯・清丸国秀(藤原竜也)の移送のため、警視庁警備部所属のSP銘苅一基(大沢たかお)たちの苦闘を描く。舞台となる空港、留置所、病院、高速道路、官庁街、新幹線、すべてが本物という圧倒的なリアリティーは、日本映画では前代未聞の超絶スケールだ! 「たとえばカー・スタンドでいうと、『マッドマックス』(79)みたいな映画が撮りたかった(笑)。あのザクザクしたような荒涼感が、世界中をあっと言わせましたよね。ああいう映画、今はないよなって」。
10億円という巨額の懸賞金のために全国民1億2,000万人が狙う凶悪犯・清丸国秀(藤原竜也)の移送のため、警視庁警備部所属のSP銘苅一基(大沢たかお)たちの苦闘を描く。舞台となる空港、留置所、病院、高速道路、官庁街、新幹線、すべてが本物という圧倒的なリアリティーは、日本映画では前代未聞の超絶スケールだ! 「たとえばカー・スタンドでいうと、『マッドマックス』(79)みたいな映画が撮りたかった(笑)。あのザクザクしたような荒涼感が、世界中をあっと言わせましたよね。ああいう映画、今はないよなって」。